教育訓練給付制度について

厳しい経済状況が続くなか、雇用状況の悪化や、非正規社員の増加など労働環境の不安が年々増している状況です。そんな中、ハローワークが雇用の安定と再就職を目指すために導入したのが「教育訓練給付制度」です。
これはどのようなものかといいますと、就職先を得るために教育訓練施設を利用した場合、給付金をハローワークから支給されるという制度です。簡単に言えば自分に投資した費用の一部を国が負担してくれるという制度です。
この教育訓練給付制度を利用するためには一定の条件をクリアする必要があります。
まず雇用保険を3年以上収めていること。それから厚生労働大臣が指定する教育訓練施設、あるいは講座を利用し、きちんと修了していることが求められます。これらの条件を満たした上で、所定の手続きを行うと、最大でかかった費用の40%、上限では20万円まで支給されるのです。

リストラされたり、離職した場合は経済状況が厳しいことが多いものです。再就職に有利になる資格を取得しようと思っても教育訓練施設に通う負担に耐えられないというケースも少なくありません。
そういった負担を軽減し、再就職のチャンスを高めようというのがこの制度の最大の目的となっています。
指定されている資格はさまざまな分野に登ります。情報処理・コンピューター関連やオフィス事務、語学、建築・土木、営業・販売など。ホームヘルパーなど最近話題の福祉関連の資格も含まれています。
まだ広く知られていない感もあるこの教育訓練給付制度。経済的な負担が理由で資格取得をためらっていた人はぜひとも利用してみてはいかがでしょうか。